「東大宮操車場の近くで、特急電車や古い車両が見られるらしい」と電車好きな長男に私が話していると、夫が「それなら近くに車が少ない小さい橋があるからそこから見てみよう!」と言い、水筒とカメラを持って「見沼跨線道路橋」周辺を家族4人で散策してみることになりました。
この日のわが家の散策コースは、本郷橋付近のパーキングに車を停め、東大宮操車場を眺めながら「砂本郷跨線道路橋」を渡り、栄東高校沿いの遊歩道を歩きつつ東大宮操車場の電車や施設を外から見学してから、「見沼跨線道路橋」を渡って電車を見ながらまた本郷橋まで戻るコースです。
電車好きキッズには最高の、大人はとってもいい運動になった、完全オリジナルのおすすめ散策コースなので、紹介させてください。
砂本郷跨線道路橋からは東大宮操車場がよく見える!
砂本郷跨線道路橋の上からは、思っていたより間近に東大宮操車場、コンテナセンターを見ることができました。
訓練用の施設のようなものも見ることができて、子どもたちは大興奮でした!
最近カメラブームが始まった4歳の次男は、パシャパシャと写真をたくさんとっていました。
8歳の長男が1番喜んでいたのは、電車の洗車場を見つけた時です。
「見て見て!こっちこっち!」と息子に大声で呼ばれたので、どんなレアな車両があるのかと思えば、洗車場だったので、笑ってしまいました。
これのどこに魅せられたのか母には全く分かりませんが、ともかくふたりとも喜んでくれたので、来てみてよかったなと思いました。
砂本郷跨線道路橋はいろいろな電車が通るし操車場もよく見えるので、電車好きにはたまらないスポットではありますが、交通量も多く歩道もそんなに広くないので、子ども連れには安全に注意が必要だと思いました。
見沼分水環境整備「街のゾーン」と「里のゾーン」を歩く
橋を渡り終わると、整備された遊歩道「見沼分水環境整備」街のゾーンと里のゾーンを歩いて、目的の橋「見沼跨線道路橋」を目指します。
遊歩道の隣には広大な敷地に栄東高校・小学校・中学校の校舎とグラウンド等があり、公立の小学校に通う長男は、「すごいきれいな学校だなぁ!」と自分の学校との違いにびっくりしていました。
街のゾーンには色がついたブロックの道があり、次男はブロックゲームと題して楽しそうにぴょんぴょんジャンプしたりして歩いていました。
遊歩道沿いにアジサイがたくさん咲いていて、キレイでした。
電車キッズには最高の撮影スポット、見沼跨線道路橋
見沼跨線道路橋は細くて小さく細い橋で、車両はバイクと自転車以外は通行止めになっていました。
ときどきバイクや自転車が通るので、大人は安全に気を配りつつ、子どもたちにたくさん電車と撮影を楽しんでもらうことができました。
たくさん歩いて疲れたのか少しごきげんの悪い次男でしたが、珍しい車両や大好きな特急電車を見ることができて疲れがどこかに吹き飛んだ様子ではしゃいでいました。
長男は、操車場の中がすごく気になったようで、フェンスの外から、橋の上からとあらゆるところから中の様子を覗いていました。
操車場の中を見学できるイベントに今度参加させてあげたいな、と思いました。
私も夫も電車には全く興味がありませんが、橋からの眺めもよく、天候にも恵まれ気持ちよく歩くことができました。
何より子どもたちがよろこんでくれて、楽しい散策になりました。
みなさんも、いつもと違った散歩コースをぜひ一度お試しください。
見沼跨線道路橋
住所:埼玉県さいたま市北区本郷町
アクセス:JR宇都宮線「東大宮駅」より徒歩約16分