ほっこりあたたまる憩いの食堂 宮原町の「茶房 よしつね家」

今回ご紹介する「茶房 よしつね家」は、宮原駅から徒歩約10分ほどの静かな住宅街にあります。
外観は昔ながらの一軒家という感じで、向かい側には専用の駐車場もあります。

昭和レトロな店内

入ってみると、店内は奥行きがあり、想像以上に広々としていました。
昭和を感じる、どこか懐かしいような落ち着いた雰囲気です。席数は多く、カウンターやお座敷もあります。

伺ったのは平日の14時すぎ。お昼のピークは過ぎたようで空いていたので、1番奥の席へ。
この日はすでにお昼ご飯は食べてしまったので、お茶をいただきに来ました。

席につくと、店主が温かいお茶と、キャラメルポップコーンを出してくださいました。いきなりこんなサービスをいただいて、びっくりしました。うれしいですね。

コロナ禍でカフェメニューは一時中止していたようで、今はちょうど再開しようと、メニューを新しく考えているとのことでした。
「今はコーヒーなどの飲み物、お雑煮、アイスクリームとかならできますよ。」と思案中のメニュー表を見せてくださいました。

甘いものが食べたい気分だったので、アイスクリームを注文しました。ポップコーンをいただきながら、どんなアイスがでてくるのか楽しみに待ちます♪

出てきたのはミニパフェのようなかわいいアイスです。バニラアイスとチョコアイスがたっぷり!あんこものっていて、いろんな味が楽しめる、けれど素朴な、昔ながらのおいしいアイスクリームでした。
今後はどんなカフェメニューができるのか楽しみです。

読書をしながらまったり

窓から見えるお庭の雰囲気もとても良いです。こちらのスペースにはたくさんの本や雑誌が置いてあります。前から読みたいなと思っていた本があったので、ゆっくり本を読みながら、静かで落ち着くひとときを過ごせました。

店主さんはにこにこしていて、とても穏やかなお人柄で、いろいろとお話してくれます。もともとはご両親が大宮市場で食堂をなさっていたとのこと。ご自宅を改装して今はおひとりでやられているようです。35年以上も続く、地元の方から愛されているお店です。

帰り際、お土産にポップコーンと、お菓子をいただきました。やさしい心遣いが心がに滲みました。何時間でもいてしまいそうなくらいとても居心地がよかったので、「今度はお昼ご飯を食べに来ますね。」と伝え、この日はお店を後にしました。

おいしいおうどんでほっこり

後日、平日の13時すぎにランチで伺いました。この日はまだお昼のピーク時だったようで、少々混み合っていました。

店主さんは顔を覚えていてくださり、奥のお座敷へ案内してくださいました。まるでおばあちゃんのお家に来たかのような安心する気分。内装も昔ながらの日本のお家という感じで、とても味があります。

ランチメニューはこちら。

シンプルなメニューで、どれも好きなものばかり。お値段もお手頃でありがたいです。

この日は外がとても寒かったので、あたたかいお肉のうどんを注文しました。うどんは、お肉なしでも可で、カレーうどんにもできるようです。
メニューには載っていませんが、きのこのドリアもあるそうです。気になる方はぜひ店主さんに聞いてみてくださいね。

大きな土鍋に入った肉うどん。サラダと、小鉢もついています。このボリュームで650円とは驚きです!

お肉、ねぎ、ちくわ、とろろなど、具材がたっぷり。かつおのお出汁が効いていて、家庭的なほっとする味です。ずっと食べていたいぐらい、とてもおいしかったです。

体もあたたまるので寒い日にぜひ食べてみてほしいです。健康的ですし、お腹もいっぱいになりますし、大満足のお昼ご飯でした!

こちらのお店では、第4土曜日に歌声喫茶という催しがあるそうです。地元の方の憩いの場としても愛されているようですね。常連さんが多く、皆さん楽しそうに店主さんとお話されているのが印象的でした。

また行きたいと思わせてくれるすてきなお店です。
ぜひ1度足を運んでみてくださいね。

茶房 よしつね家
住所:埼玉県さいたま市北区宮原町4-20-13
アクセス:JR高崎線「宮原駅」から徒歩約10分
TEL:048-666-2947
営業時間:12:00~16:00
定休日:水曜日、土曜日(第1、第3)、日曜日、祝日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。